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No.850: うわぁぁぁぁん

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月別表示: 2007年05月の記事 カテゴリー: 未分類

投稿者 Lakililac 投稿日時 2007/05/24 18:00:00

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2007年05月24日の日記の概要

うわぁぁぁぁん

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8時ぐらいに寝て、起きたら翌日の午前3時だったのは何故だろう。

耳元のRioことmp3 playerからはもってけ!セーラーふくが流れ続けていたらしく、まったく寝た気がしないwwwwwww


金曜日なのに機嫌悪いのどうするよ?


これも実験で使用したChloroformの力でしょうか。直接吸い込んだつもりは無いけど、やっぱり漏れていたか。そんな訳ないな。


これから解体するRatに名前を付けるなんて、そんな酷なことはないでしょう。って思いながらも第一候補としてラッちゃんっていう名前を思いついたのは、きっとポケモンを題材にした某漫画、というかポケスペに登場した麦わら帽子の黄色い子がコラッタに付けた名前を思い出したからなんでしょう。


……そう考えると結構ひどいことしたんだろうな。


あ、ポケスペは2年に1回ぐらい思い出したように読み返していますよ。最近は引き伸ばし感があるけど、初期の頃はかなり良作。伏線回収が上手かった。次の最新刊が出たら未購入の数冊を買う予定。自分の中では、One pieceと同じく、連載を追わないけどそれなりに気にしている漫画。というか、22歳にもなって小学4年生~小学6年生の学年誌の連載を追うのは無理です。10年前なら可。というか、10年前(当時小学6年生)に連載が始まったんですが。


話を戻します。

石膏拘束22時間(23日16時から24日14時まで)後、気化したchroloformを密閉した実験器具の中にratを入れて、完全に息の根を止めたことを確認して、いざ解剖。この時、躊躇して殺せなかった場合、解剖中に血が((((;゜Д゜)))


実験目的は、石膏拘束により消化性潰瘍が形成するのを確認することとlansoprazole投与による症状の変化を確認すること。なので、使用したrat全てが22時間の石膏拘束を受け、その半数がlansoprazoleを投与されているというもの。上記の実験目的と我々が薬学生でこれは実習(研究目的)であるという大義名分の下、解剖を行った。だから、気違い動物愛護団体からのいかなる抗議も受け付けない。


Lansoprazoleは実際に人間の消化性潰瘍の治療にも適用されている医薬品で、商品名はタケプロン。田から出たproton-pomp inhibitor(PPI、プロトン・ポンプ・インヒビター)だから、タケプロン。


奇しくも同じ日の午前中に薬理学で聴いた作用機序は、胃の壁細胞の酵素にあるSH基と共有結合して、酵素活性を抑制するため、酸分泌を抑制する(胃内のpHを上昇させる)というもの。でもそれって、他の酵素のSH基にも作用するっていうことじゃないか?副作用はどうなんだ?


そう思ってタケプロン静注用 30mgの添付文書を読んでみたら、まず胃酸で活性体に変換されるという話らしい。


だから胃の壁細胞に選択的に作用するのか。

SH基なんてMethionine残基とかCysteine残基とかタンパク質にはどこにでも存在するから、酵素ごとの立体障害だけでは多少不安が残る気がした。そういえば、どうやって皮下注射から胃に到達するのかというADMEのD(分布)の問題もあるな。金曜日の薬剤学IIIを真面目に聞いていないツケが回ってきたか。


ところで、どっちのratになりたいかという究極の選択を迫られたら、せめてlansoprazole投与を受ける群に選ばれたいです。どうせそのあとに殺されるとしても、せめて健康で死にたい……。そもそも、ratたちには選ぶ権利すらなかったが。ぼくらのの「世界を救って死ぬか、世界が壊滅して死ぬか」よりも酷な状況なのが嫌だな。実験動物にとって人間というのは、絶対的な上位存在。ぼくらの側ではなく、コエムシ側。


うちの班はわりと皆で解剖しましたよ。

6人班だったと思うけど、そのうちの3人が執刀。胃を開いたのが誰だったかは、別作業中だったので不明。1人慣れている人がいたけど、彼曰くやったことが無い人がやったほうがいいとの事で、基本的にやったことが無くてやりたかった2人(自分含む)で進めていましたが、既定の作業終了後に、せっかく殺してしまったのだからと言うことで、内蔵の探索に乗り出した。


うわぁぁぁぁん。


日記の題名は、ひとひら第5幕の副題「うわぁぁぁぁん。」を借用。


解剖してみて分かったのは、膵臓なのか盲腸なのか、脾臓なのか、胃なのかすら分からないということ。我々がいかに生き物から遠い生活を送っているか、ということ。22年生きて哺乳類の内臓を見たのはこれが2回目だろうか。1回めは昨年の白金祭(学祭)のとき。(ただし、食卓に登場するものは除く。)


でも、俗に言う毛皮と内臓を保護する膜が二重構造になっていることが分かったし、あの独特の器具だと臓器を傷つけることなく切ることが出来ることも分かったので良かった。


最後は、ありがとうございましたって言っておいた。宗教的な意味ではなく、同じ生き物として。ほんと、SP以上の功績だよ。

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