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イリヤの空、UFOの夏: イリヤの空、UFOの夏


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投稿者 Lakililac 投稿日時 2007/05/13 21:00:56 B

イリヤの空、UFOの夏第06話の概要

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榎本から告げられた宇宙人との最終決戦の日、浅羽は米空母タイコンデロガへ連れて行かれ、出撃を拒否する伊里野と会う。浅羽と伊里野は自分の気持ちを告白し互いに理解できたが、浅羽をを救うために戦って死ぬと言って伊里野はブラックマンタに乗って出撃する。そして世界は救われた。

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イリヤの空、UFOの夏 第06話のあらすじ(概要)

榎本から告げられた宇宙人との最終決戦の日、浅羽は米空母タイコンデロガへ連れて行かれ、出撃を拒否する伊里野と会う。浅羽と伊里野は自分の気持ちを告白し互いに理解できたが、浅羽をを救うために戦って死ぬと言って伊里野はブラックマンタに乗って出撃する。そして世界は救われた。

あと3日だ

屋根の上でラーメンを食べながら話す浅羽と榎本。そして、これから起こる最終決戦が人類の存亡を賭けた敵性異星人との戦争であること、伊里野加奈が最後のブラックマンタのパイロットであることが語られる。さらにそれが三日後だと言うことが明かされる。とてもクロレララーメンを食べながらする会話じゃない。

空母タイコンデロガへ

先坂 絵里(さきさか えり)が登場した。最終話にて初登場かな?違いますよね。あとテレビで放送された戦争終結の知らせを真に受けている浅羽がリアルで怖いな。情報管制下のマスメディアの情報を一応イリヤを介しての当事者でもある浅羽が未だに信じていたとは。仮に情報管制解除と報じられても信じるべきではないだろうに……。

伊里野が生きるためなら人類でも何でも滅べばいいんだ。

最後の出撃を拒む伊里野を説得させるために、浅羽を空母まで輸送した軍隊。しかし、浅羽は伊里野を守るため、銃口を軍隊に向ける。伊里野が生きるためなら人類でも何でも滅べばいいんだ。という発言は、セカイ系と称される作品では、是非主人公に言ってほしい趣旨の発言で、ここまで来て、浅羽にしてはようやく、初めてスカッとする発言でした。そのあとの絶叫はハチクロで言う「青春スーツ」フル装備だったので見ていて物凄く恥ずかしくなった。

そして浅羽の告白に応えた伊里野の、わたしも他の人なんか知らない。 みんな死んじゃっても知らない。 わたしも浅羽だけ守る。 わたしも、浅羽のためだけに戦って、浅羽のためだけに死ぬ。」と言うのも。あとはブラックマンタのボディに描かれたメッセージと、「よ」のシール。これは最後に浅羽が描いたミステリーサークルの模様でもあるが原作を読んでいないため、よく分からなかった。

浅羽がいるから

ロズウェル計画の間ずっと伊里野加奈を看ていた「椎名(偽名と判明)」が浅羽に宛てた手紙により、第01話冒頭で描かれたプールでの伊里野と浅羽の出会い前後から全てが終わった最終決戦後の第06話の最後までの事が語られる。第01話の最初に描かれた際は分かるわけもなく観みせられた空を猛スピードで翔ける場面の意味、あの事件が伊里野にとってどれほど辛い場面だったかが語られる。そして、精神的に壊れかけた伊里野に与えられた、大切なもの、守りたいと思うもの、それが浅羽だと言うことも明らかになる。全ては伊里野のモチベーションを上げ、人類の存亡を賭けた「ロズウェル計画」を完遂するため、唯一残されたブラックマンタのパイロットに敵性異星人を討たせるために仕組まれたことだった。そして手紙は続く。最初の動機はどうであれ、伊里野加奈に与えられた浅羽直之が、伊里野にとって守りたいものであったと信じていると。なんという、都合のいい解釈だろうか、とも思うが、ここは素直に伊里野の最期の言葉を信じたい。AIRでもそうだったが、どうか、せめて最期の時は、幸せな記憶とともに、という物語だと言うことだろう。

巷で言われている「鬱作品」という評価は確かにそうなのだが、AIRにも似た、ある種の爽快感、ハッピーエンドなのかもしれないという余韻を感じた。終わりよければ全てよしという言葉を題名にもなり、物語内で唯一不幸を強いられてきた伊里野の主観に当てはめればこの終わり方はハッピーエンドだと思う。そう、誰にとっての物語だったのかを考えれば、伊里野と浅羽の物語だったわけで、この結末こそ最良だったと思う。

舞台装置としての「世界」

セカイ系は世界自体が物語上の「装置」になり、登場人物の感情や内面を描く際の「道具」になる。イリヤの空、UFOの夏では、世界の存亡は伊里野加奈に委ねられていた。そして、その伊里野の意思決定には浅羽が大きく関わっていた。そんな周囲の環境も全ては伊里野と浅羽の恋愛を際立たせるための「道具」でしかない。極端な話、「敵」が宇宙人でなくて人間同士の戦争でも良かった。同じセカイ系として引き合いに出される、最終兵器彼女では敵の素性さえ最期まで不明だったからより徹底していると思う。だから最後の「椎名」からの手紙は構成上は完全に蛇足なはずだが、作者自身の手で描いてくれて良かったとも思う。いくら「舞台装置」だからといっても、開き直って丸投げされるよりは描写されたほうが良いと思う。それでも、尺不足のため原作読者にしか分からない描写が散見され、一部の読者による、「アニメは原作のダイジェスト版」という評価に納得した。是非、近いうちに原作も読んでみようと思った。

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