No.1598: ラキのSRS(性別適合手術)日記 in タイ王国 Day 3
月別表示: 2014年11月の記事 カテゴリー: 萌え絵練習帳
2014年11月27日の日記の概要
SRS(性別適合手術)日記3日目、手術決行当日。いよいよこの時が来たんだ。
.手術当日
手術当日。
朝からボロボロ泣く。
ちょっとしたことがとても、大きな孤独感になる。
とにかく泣く。
相方がここまで来てくれて、本当によかった。
私は、幸せ者だ。
大きなうんこをした。
手術の前処置
11時頃。ガモンホスピタルに到着する。
6階の入院専用の病室(607)へ。
完全な個室です。
服を着替えて、陰部の剃毛と腸内洗浄をされる。
腸内洗浄は大して苦しくなかった。
今朝、大きなうんこをして来てよかった。
手術室へ
16時半頃にナースたちが病室をノックする。
Let's go operation!
という陽気な声とともに扉が開け放たれ、車椅子に乗せられて4階へ。
手術室
とても寒い部屋だった。
ここで相方としばしお別れ。
必ず生きて帰るぜ!
っていう意気込みを伝えたかったけれど、あっという間に連れて行かれて、
アトデネー!
としか言えない私がいた。
アトデネー!ってナースに復唱される。
see you laterだよーって教えてあげている間に手術台に乗るように促される。
すごい、ドラマでみたことある!!
私が手術を受けるんじゃなければいろいろと見学したいのになぁ。
そして手術台に乗る。
オペ室のスタッフはみんな陽気で、リラックスさせてもらえた。
仰向けに寝て脚を曲げる。
先に右手が拘束される。
最後に左手でじぶんのちんこを触る。
まだ……ある。
さらば、ちんこよ……!(ほんの少しの憐れみ)
左手の中指だったか人差し指の先にクリップを挟まれる。
胸にも電極が付けられる。
左手を固定されながらアホなことを考えているうちに意識が飛ぶ。
全身麻酔って、すげー。
というか、あの、スリー、ツー、ワン、とか言わないんですか?
それともこれは前向性健忘?
午後9時
いちど覚醒する。
うわごとのようにナースに
What time is it?
と聞いたら、薄れゆく意識の中で、Nineと確かに聴こえた。
9時……。
21時だな、と思いながら再度、深い眠りに落ちた。