Lucky Reviews Afterstory

2006-01-31 大気の外で

Posted by Lakililac at 2006/01/31 21:00:01 B

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西暦2077年の宇宙ゴミ問題を題材にした珍しいSFアニメ。デブリを回収する課に配属されたタナベは素敵でおむつな人たちと早速ミッションを開始する。タナベは先輩であるハチマキと共に初任務に臨み彼の事を理解し始める。

あらすじ

西暦2077年の宇宙ゴミ問題を題材にした珍しいSFアニメ。デブリを回収する課に配属されたタナベは素敵でおむつな人たちと早速ミッションを開始する。タナベは先輩であるハチマキと共に初任務に臨み彼の事を理解し始める。


なんか微妙に古い絵のような気がする。なんでだろ。

2077年。昔打ち上げた人工衛星の破片などが宇宙でゴミになり宇宙開発に影響を及ぼし始めたころの話。

いわゆるスペースデブリspace debrisの問題を題材にしたアニメ。

冒頭で、宇宙に飛行機にのる感覚で旅行にいく人々の乗る宇宙船にネジが衝突するシーン。

秒速8キロほどで衛星軌道上を周回するスペースデブリ。それにぶつかったらどうなるか。


そんなわけで企業がデブリを回収するような世の中になっていた。

デブリ課に配属されたタナベ(女)はいきなり官制課へと突撃。気まずい。


デブリ課にいけばマジシャンやらセクハラオヤジ、おむつ男と、なにやらステキでサイテーなメンバーがいて。


そんなタナベの初仕事は、平和のためのプレートを地球に落として燃やすというもの。

廃棄理由は、プレートが軍事衛星に衝突する軌道に入ったから。

平和と戦争を天秤にかけて激怒するタナベだったが、先輩のおむつ男、ハチマキは冷淡に仕事を遂行しようとする。

反発するタナベだったが、実際にプレートを見て気が変わる。

平和のためのプレートには連合(国際連合?)の宣伝としか思えないような偽善的なメッセージしかなかった。

しかも、その平和を祈るキッカケとなった悲惨な戦争は連合が仕掛けたものだという歴史事実が作中で語られる。


ラストはそのいい加減な平和のプレートが大気圏に突入し、燃えていくシーン。

その戦争の地域にすむ人々がその燃えていくプレートを(=流れ星)を観て喜んでくれたらいいなーと願うタナベだった。

作戦の進行状況が予定より遅れていたのはこういった粋な計らいをハチマキがしたのだとちょっとだけ見直していたタナベだったが、いざ本人に問いただしてみれば「予定より長く宇宙空間で作業していたら手当てがつくんだよ」と夢も希望もロマンもない言葉www

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